2023年 節分イベント開催!みんなで豆まきを行いました!

豆をまいて福を寄せ、鬼を退治する「節分」。今年の節分は、2月3日(金)でした。太陰太陽暦では立春に最も近い新月を元日とし、新年の始まりであることから、一般的に立春の前日に節分の行事が行われるようになったそうです。いにしえより「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ、また、「この時期(2月上旬)はまだ寒く体調を崩しやすい」ことから新年を迎えるにあたって、邪気を祓い清め、一年間の無病息災祈る行事として行われてきたそうです。この節分、2月3日というイメージが強いですが、2月2日や4日になる年も稀にあり、2月3日以外になったのは、直近では1984年の2月4日以来37年ぶりで、さらに2月2日になった日というと、2021年で1897年以来124年ぶりに節分となりました。これは4年に一度のうるう年と関係があるそうで、今後はしばらく、節分はうるう年の翌年は2月2日、となるそうです。次回のうるう年は2024年なので、2025年の節分が2月2日になりますね。ちなみに今年の恵方巻を食べるときに気になる恵方(その年の縁起の良い方位)は南南東です。
さて、今年の蒲公英の丘の節分ですが、コロナ禍の時期でもあり、午前中は生活介護、午後は就労支援継続B型と時間と場所を分けてそれぞれ行いました。前日に利用者さんと一緒に鬼のお面とこん棒(紙で作られた物)を作り、一人一人個性のあるお面が出来上がりました。当日利用者さんはそのお面を頭に被り、こん棒を持って写真撮影後、本物の鬼(職員ですが)が登場。利用者の皆様は配られた豆を、鬼に対して、「鬼は外~!!」と元気よく投げつけていました。ちなみに豆は「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあるそうです。鬼が出てくると怖がってしまった利用者さんもいれば、怖がらず思いっきり豆を投げつける利用者さんと様々でとても楽しい時間だったようです。この豆まきで、蒲公英の丘の全員に「福」が訪れます様願うばかりですね。